白昼急行

人生の夏休み

51日目_パリ

朝パリに着いた。

Flix Busでバルセロナからパリまで移動した。

到着予定時刻は8時25分だったが、1時間ほど遅れて到着した。

 

15時間、なんとか耐えた。

曲げっぱなしの足が痛い。

できればもう乗りたくない。

 

乗る時に大きい荷物はバスの荷物入れに運転手に積んでもらったのだが、降ろす時は各自で降ろす感じのようだ。

自分の身長より高い位置に積まれており、取れそうもない。

どうしようかと考えていたら、その辺のお兄さんがわざわざ登って取ってくれた。

よかった。

 

パリのbersy seineというところに降ろされたがまだ朝で宿に行ったところでチェックインできない。

少し周りをうろついてみるが、特に何もなさそうである。

 

何もないしこれを食べ終えたら、宿の近くまで移動してカフェを探そうと、朝ごはん代わりのカロリーメイトを公園で食べる。

 

食べていると、男女二人組に声をかけられる。

パリは治安が悪いイメージなので不要な会話はしたくないなと思い、一回無視するもまた話しかけられる。

さすがに聞こえないふりはできないなと思い、挨拶を返す。

わざわざアジア人に声をかけるなんて一体なんなのかと思っていたら宗教の勧誘だった。

いらないチラシを渡し、去っていた。

日本でも小綺麗な格好で駅前に立っている人たちを見かけるがそれと同じ宗教ではないだろうか。

テンションが同じである。

パリで宗教勧誘されるとは。

まさかである。

 

地下鉄で宿の近くまで移動する。

バルセロナは大体徒歩で回れたが、パリは乗り物に乗らないと厳しそうなので、ゾーン1の10回綴りのチケットを買ってみた。

 

地下鉄で移動したのだが、途中乗り継ぎで立ち寄った駅が迷路のようで、行きたい線に行くのに手こずった。

なんとか宿の最寄りまでたどり着いた。

 

今回の宿は治安が良くない地域とされている18区にあるし、地下鉄はスリがいると聞くので道中、気を引き締めて移動したが、特に危険な目には合わずに到着した。

 

到着し、すぐそのへんのカフェに入る。

荷物が重いので一刻も早くおろしたかったのだ。

グーグルマップによるとお値段は「お手軽」とのことだったが、クラブサンド13ユーロなど全然お手軽ではなかった。

パリだし、仕方ないのか。

 

しばらく飲み物で粘っていたが、お腹が減ってきたのでクロックムッシュを頼む。

出てきたクロックムッシュは予想外のスタイルだった。

これが本場のスタンダードなのか。

味は美味しかった。

パンがカリカリでチーズがトロトロ。

サイズが大きく、ポテトまで付いていたので大変お腹が膨れた。

昼下がりに食べたが、夕飯まで持ちそうである。

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カフェで精算や観光の計画を立てているとすぐにチェックインの時間になった。

宿にチェックインする。

 

部屋が6階でエレベーターで移動するのだが、このエレベーターが恐ろしく狭い。

人間1人分の幅しかない。

奥行きに関しては人間3人分くらい。

バックパックを背負ったまま乗ると、向きを変えることもままならず恐怖である。

 

部屋に入り、トイレに行って出ようとすると建てつけが悪くドアが開かない。

閉じ込められるかと思った。

また恐怖の瞬間であった。

 

意外とまだ元気があったので、荷物を置いてあたりを散策する。

 

総菜屋さんが結構ある。

嬉しいことに中華の総菜屋さんもある。

安いし、美味しそう。

今回は自炊せずとも済みそうだ。

 

眼鏡屋がやたらある。

ちょっと歩いただけで4、5件見かけた。

明日のぞいてみよう。

 

すぐ近くにサクレクール寺院やモンマルトルの丘、洗濯船など観光ポイントが多数あるようだ。

この辺も明日観光することにする。

 

ジュテームの壁はすぐそこなので、見てきた。

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まだ8時だが、バスにだいぶやられたので寝ることにする。

 

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