28日目_ロヴァニエミ
ロヴァニエミ最終日である。
明日の早朝の便でロヴァニエミ→ヘルシンキ→マドリード、翌朝早朝の便でマドリード→イビザ島と移動する。
朝というより昼に、ご飯を食べにキッチンへ行くとまた大学生達と一緒になった。
そしてまた、スパゲティをご馳走になってしまった。
昨日オーロラが見えるスポットを教えたら、見に行ったそうでオーロラが見えたとのこと。
レベル2でも見えるのか。
今夜見に行こうか。
実質今日がヘルシンキ最終日なので、何もしないのもなと思い、サウナに出かける。
宿から歩いて15分ほどで到着。
地元の小さなサウナという感じで、アジア人は私以外多分いなかった。
アウェーである。
視線を感じながら、サウナに入った。
システムが分かるか不安だったが、難しいことはなかった。
受付で8ユーロを払い、カードをもらう。
カードをかざしてゲートをくぐる。
服を脱いでロッカーにしまう。
ロッカーにカードを差し込む箇所があるので差し込んで鍵をかける。
中に入るとサウナとシャワーとプールが一緒になっている。
見ていると、サウナやプールに入る前にシャワーで体を綺麗にして入る流れのようだ。日本と同じ。
シャワーとサウナは男女別になっているので裸、プールは男女共用のため水着を着て入るようだ。
サウナに入ると、おばあさんが1人いた。
熱した石に水をかけることで、室内の温度を上げる仕組みのようだが、その水を入れるバケツを持って、おばあさんがフィンランド語で喋りかけてくる。
全然意味が分からなかったが、しばらく聞いていてようやく意味が分かった。
どうやら、水を入れてきてくれと言っているようだ。
バケツに水を入れて渡す。
入って数秒でパシられる私。
ちょっと笑ってしまった。
サウナはそこまで暑くない。
日本のサウナよりぬるい気がする。
私はあんまり暑いのは苦手なのでちょうど良い。
石に水をかけないと室内の温度が下がっていく。
物足りなくなったら水をかける。
あまり人がいなかったので好き勝手温度調節できて良かった。
1時間ほどサウナを出たり入ったりを繰り返してみる。
なかなか温まった。
そろそろプールに行くかと思い、水着を着てプールへ。
プールに入った瞬間、一瞬で冷えた。
寒い。
せっかくなのでしばらく泳いでみる。
元々泳ぎは得意な方ではないが、全然泳げなくなっていてびっくりした。
平泳ぎのやり方も分からなくなっていた。
泳ぎ方を思い出したあたりで寒さが限界に達したので、サウナに戻り、温まって出る。
髪が濡れてしまったが、ドライヤーはあるのか。
このまま外に出たら寒すぎて死ぬぞと思っていたら、ちゃんとあった。
よかった。
サウナを後にしてあたりを散策する。
住宅街のようでマンションらしき建物がたくさんある。
ベランダがガラス張りになっており、おしゃれである。
雪が積もるからガラス張りなのだろうか。
花が飾ってある。おしゃれで良い。
ゴミ箱があったが日本では見ない形で面白い。
標識は日本のものと似ている。
既視感があった。
宿に帰りがてら、スーパーに寄る。
歩いていたら、ずっと寄ってみたかったS Marcketを発見したのだ。
フィンランドのスーパーではマリメッコグッズやムーミングッズがよく売っている。
荷物の容量に余裕があればお土産に買っていきたいところだがパンパンなので全てスルーする。
お菓子のパッケージがシンプルでかわいい。
歯磨き粉、ミートボール、ミニシナモンロール、伸びるヨーグルトらしいVilli、カップデザートを購入して、スーパーを後にする。
宿に到着し、早速Villiを食べてみる。
本当に伸びた。もっちりしている。
商品の減り具合を見て、これが売れてるなと思い、何味か分からないまま、買ったのだが、パッケージにあったRuusunmarjaを調べると、ローズヒップ味のようだ。
これから夕飯にしようと思う。
ミートボールを食べるのが楽しみである
。