54日目_パリ
今日も朝から出かける。
monoprixと奇跡のメダイユ教会が今日の目的である。
今回の宿はメトロの駅まで近いので、便利。楽。
メトロで奇跡のメダイユ教会の最寄り駅まで行き、その周辺でmonoprixを探すことに。
2軒はしごして大体買うもの買った。
お目当てのエコバッグ、柄があまりかわいくなくて残念である。
大きめの所に行けばまだ種類があるのかもしれない。
奇跡のメダイユ教会に行った後にオペラ駅付近のmonoprixにも行こうと決める。
奇跡のメダイユ教会へ歩く。
入り口がちょっと分かりにくかったが、他にも観光客がいたので見つけることができた。
入り口の両脇には物乞いが座り込んでいる。
スイスやフィンランドでは物乞いを見かけることはなかったが、スペインのバルセロナとここパリでは見かける。
パリは特に多い。
走る地下鉄の中で物乞いをする人もいる。
声をかけられても、まるでいないかのように無視して通り過ぎるのはなかなか辛い。
手足がない人を結構見かける。
同情を得るために、あえて健康な手足を切り落とすこともあるというが、そういうことだったりするのだろうか。
いたたまれない気持ちである。
奇跡のメダイユ教会ではミサをやっていた。
アーメンのやり方すら分からないが、せっかく来たのだし、参加してみる。
神父が前で何か喋っているが、フランス語なので当然何を言っているのか全く分からない。
アーメンだけ聞き取れる。
アーメンのところで皆アーメンと言っていたので一緒に唱える。
途中、近くにいる見ず知らずの人々と握手を交わす握手タイムがあり、動揺した。
3、4人となんとなく握手する。
握手の後、歌を歌ったかと思ったら教団の前に参列しだすみんな。
倣って参列してみる。
参列している先には神父、シスターがおり、丸い何かをもらった。
もらったものの、どうすれば良いのか分からず。
とりあえずポケットにしまう。
皆もらった後にしまうそぶりをしなかったこと、あと感触的から食べるものだろうと推測し、食べてみたら小麦粉の味だった。
後で調べたところ、ホスチアと言ってキリストの体の実体として食べるものらしい。
キリストの体がパンに、血がワインになるときのあのパンか。なるほど。
珍しい体験をすることができた。
教会の外に出て、メダイを買う。
サクレクール寺院のものに比べ、随分と安い。
6個入りで2.3ユーロである。
観光教会でなく、本来の役目を果たしている教会なのだなと思った。
セーブルバビロン駅からオペラ駅までメトロで移動する。
monoprixへ。
エコバッグはやはり見かけた柄しかなかったので諦めて、それを買う。
宿に帰る。
宿に帰ったら疲れたのか、しばらく寝ていた。
明日のために今日は早く寝よう。
明日は朝からヴェルサイユ宮殿である。
宮殿のみの見学にしたら、予約が謎に9時からしか取れなかったので早起きしなくては。
instagram/@hakucyu2613