白昼急行

人生の夏休み

39日目_バルセロナ

昨日はあまり眠れなかった。

昼近くまで横になっていたが、自炊しなくてはいけないのでスーパーに出かけた。

 

スペインはメルカドーナというスーパーが良いらしいので探して行ってみた。

 

生ハムの原木が普通にあって驚く。

さすがスペイン。

買ってみようかとも思うがそこまで好きじゃない、生ハム。

しょっぱすぎて。

 

スーパーの商品は見た感じ全体的に買いやすい値段だ。安いわけでもないが。

日本と同じくらいか。

 

肉のバリエーションが豊富。

鶏豚牛はもちろん羊にうさぎ、ダチョウまであった。

部位も様々ある。

フィンランドとはだいぶ違う。

自炊しやすそうである。

 

パスタ、鶏肉、トマトフリッテ、アリオリ、ミックスサラダ、マッシュルーム、醤油、バター、ハーブ塩、スパニッシュオムレツ、木苺など買ってスーパーを後にする。

パスタを作れば3日分くらいにはなるだろう。

 

途中で見かけた薬局でシャンプーとリンス、ボディソープ、洗剤を買う。

 

どれもまだ持ってきたものがあるが、ちょっと耐えられなくなってきた。

 

ボディソープと洗剤は固形のものを持ってきたのだが、強度な硬水の地域だと全然泡立たないし、水に触れた瞬間に石鹸が固まり服が余計汚れる。

また、洗っても服から洗剤のにおいがしないのが地味に嫌だった。

服からいい匂いがすること、重要視しているつもりはなかったのでこんなことでストレスを感じる自分にびっくりである。

 

シャンプーはヨーロッパ生まれのLUSHの固形シャンプーなので、きちんと泡立つのだが、何か硬水の地域だとニオイが変に臭い感じで残る。

そして髪がキシキシして仕方ない。

リンスを使ってみてもあまり効果はないので、現地のものを使ってみようと思い立った。 

 

シャンプーとリンスの違いが分からず悩んだが、なんとか買った。

 

宿に戻り自炊する。

泊まっている人数が割と多く、キッチンが1つしかないので気を遣う。

あと、海外あるあるだと思うがコンロや洗い場の位置が高すぎて作業しにくい。

これはあんまり自炊できないかもしれない。

食材を使い切ったら外食にシフトしようと思う。

 

自炊したスパゲティを食べ、旅程を立てる。

バルセロナでは第一日曜に無料開放される施設が多くあるため、日曜に予定が集中することになった。

週末に色々回ろうと思う。

 

また、帰国の予定も立てた。

今後はパリ→ヴェネチア→ローマと周り、10月28日のローマ発の便で日本に帰国する。

 

貧乏旅行を続けるより、日本に戻って何か始めたいという気持ちの方が強くなった。

ひとりの無職生活に飽きた。

コミュニティがほしい。

 

帰ったら色々やるぞと思っているが、帰ったら途端にやる気がしぼみそうなのがこわい。