白昼急行

人生の夏休み

40日目_バルセロナ

朝からがっつりスパゲティとバナナを食べる。

実家いた頃は朝ごはんを食べないことも多かったが、一人暮らしを始めて夜を軽くしか食べないクセがつき、朝ガッツリ食べないとダメなタイプになってしまった。

 

今日はコインランドリーへ行くと決めている。

昨日行くつもりだったが、めんどくさくなって結局行かなかった。

 

持っている服全てをリュックとエコバッグに詰め込み、20分ほど歩く。

ちょっと遠くて疲れた。

 

Wi-Fiがあって、椅子もあって快適である。

洗剤も買わなくて良い。

操作も簡単。

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洗濯が4.5ユーロで乾燥が15分ごとに2ユーロ。

15分では乾ききらずに少し湿っていたがまあ良しとする。

 

昼になりお腹が減ったので、チュロス屋を探す。

チュロスは好きだ。

ディズニーに行った時くらいしか食べる機会がないが。

ミスドチュロスは不味いし。

 

一番行ってみたい店は中休み中だったので諦めて近くの公園付近にあるチュロス屋Xurreria J. Argilesへ。

 

見るとグラム単位で売っているようだったのでそんなに食べるだろうかと思いながら、プレーンを100グラム頼む。

チョコも食べたかったのでチョコも指差して頼んでみる。

すると何本か聞かれる。

本数指定できるパターンだった。

それならプレーンも5本でよかったと思ったが今更言い出せず。

 

プレーン100グラムとチョコ5本で5ユーロであった。

公園のベンチで食べる。

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どちらの味も美味しいが特にチョコが美味しい。

サクサクしている。甘さ控えめ。

油で揚げているのにたくさん食べてもウッとならない。

多すぎると思っていたがそうでもなかった。

食べきれる勢いだったが、明日の朝用にあえて少し残しておく。

 

宿まで26分かけて戻る。

めちゃくちゃ歩いている気がする。

途中煙草屋に立ち寄り煙草を買う。

 

どんな種類があるのか遠目に観察した感じ、キャメル・マルボロラッキーストライク・ウィンストンなど日本でもおなじみの銘柄があった。

 

アークロイヤルがあるか聞いてみるもなかなか伝わらない。

店の人が親切で紙とペンを渡してくれたので筆談で会話する。

 

アークロイヤルはないとのこと。

ショーウィンドウにウィンストンがあるのが見えていたのでWinston 3mmと書いてみる。

ウィンストンは伝わったが3mmが伝わらない。

タールの綴り合っているのかと思いながらlight tallと書くと微妙に伝わったようで、青いウィンストンと銀のウィンストンを出してくれた。

これが軽い煙草のようだ。

見ないなと思って銀のを買った。

4.5ユーロ。

日本と変わらないくらいの値段だ。

 

筆談にまでのってくれるようなお店だったのでどうせだったらスペインでメジャーな煙草を聞いて買えばよかったかもしれない。

 

買って早速吸ってみたが、3ミリより濃い気がする。

吸えないことはないのでまあいいか。

 

宿に戻り、シャワーを浴び洗濯をする。

シャンプーとボディーソープは泡立つし、リンスで髪はサラサラになった。

ただ匂いが甘すぎてあんまり好きじゃない。

体調悪かったらにおい酔いしそう。

 

洗剤も買ってきたものを使う。

外国の洗剤のにおいだ。

外国の洗剤のにおいは好きなのでちょっとテンションが上がる。

 

洗剤といえば、特にイギリスの洗剤のにおいが好きだ。

地下鉄とか人が多いところで匂うあの香り。

スクラビングバブルのレモン系の香りと似てるあのにおい。

 

乾いてもにおいが持続することを願う。

 

シャワーを終えて、早めの夕飯にする。スーパーで買ったスパニッシュオムレツである。

ケチャップがないので、トマトフリッテを添えてみる。

美味しい。

見た目通りの味である。

 

芋以外の具を感じられないくらい芋がたくさん入っていて、これだけでかなりお腹が満たされた。

トマトフリッテも概ね想像通りの味であったが、ちょっと変わった風味がする。

ローリエ的なハーブが入っているのだろうか。

そのままパスタソースに使えそうである。

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明日はカタルーニャ美術館が無料開放日なので行ってみようと思う。

 

サクラダファミリアのチケットを予約しようとwebページを見ると13日まですでに埋まっていてびっくりした。

私は14日までしか滞在しないので、最終日に見るはめになった。

サクラダファミリアの人気をなめていた。

 

他も埋まっていたら嫌だなと思い、一気に予約を済ませた。

あとお金を払って行くのは、カサ・バトリョとダリ美術館。

カサ・ミラは今回は見送る。

 

ダリ美術館、めちゃくちゃ楽しみである。

シュールレアリズム結構好きなのである。

概念はよくわかっていないが絵の感じが好きだ。

 

シュールレアリズムといえば、デ・キリコの絵も見たい。

イタリアに美術館ないだろうか。

 

ヨーロッパの日差しの感じが、まさにデ・キリコの絵で感動している今日この頃。

現実味のない絵だと思っていたが、実は現実の要素も含まれているのかもしれない。